京の辻から

名残を惜しみ、余韻を楽しみつつ

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「おーきに~」生きる喜びのため

シャーシャーシャーシャーシャーシャーシャーシャー… 限りなく、いっせいに降るように、蝉の歌声「蝉しぐれ」。 今をわが世と短い寿命を謳歌している。 ファーブルの表現を借りるなら「セミは生きる喜びのために歌う」と言うことになるようだ。 鐘楼脇にある…

ゴロゴロさんで思い出す

「ゴロゴロさんが鳴ってるから、ちゃんとおへそをしまっておかないとられちゃうよ~」 「お空の上でけんかしてるのかな」 言われたり、子どもたちに言った記憶があります。急に雨が降り出すとき、涼しい風が吹き、ひやーっとすることがありますが、お腹を冷…

こんな日はお昼寝を

河原町通りにある書店にでかけた帰り道、草木も眠る、“午後2時”の静けさ。 いつもの道筋、賑やかな子供たちの声もない。 お昼寝だろうか。 風の通り道を求め、ごろりと横になる。 子どもを寝せようと一緒に横になって、ひと眠りしたのは親だけだったという、…

石も木も光る

大暑に入って、気まぐれも高じ、ものずきにも午後の京都御苑に立ち寄る。 木漏れ日さえ避けようとベンチを選び、座った。 日を受けて透きとおる、青いもみじの葉が美しい。 蝉しぐれ、夏の風物のひとつとして、シャーシャーと聞こえくる響きが楽しくもある。…

元気が一番

「アロ~ハ~」「ハ~~ィ、アロハロハ~」 「ジェシー、おかあさん。はよう、でえへんの?」 「なんやの、さっきは喜んでたのに」 「あかんわ、受話器向けると向こうむくわ」 「で-へんの?」 「どこか行くの?ジェシー、どこいくの!?」 「ショッピング…

日常の中の非日常

満面の笑みで、若い娘のような声をあげ、手のひらと手のひらを合わせて「元気だった~?」。 こうして、いつも再会を喜びあうことから始まります。 明日、KOZUねえさんと待ち合わせ、大阪へ。 四条、阪急乗り場の改札口で午後1時。 今回、6月7日から『「ゲ…

雲のらくがき

じりじりとした陽射しが注がれる。 比叡山の上にも、むくむくとした雄大ないくつもの雲。 木陰になったベンチに腰を下ろし、南の空をみあげると、 「マミィちゃ~ん」って呼んで駆け寄る、“姫ちゃん”がそこに。 本当だ、まさに夏の空は大きな落書き帳 夏空へ…

やい蛙、お前だってはだか

はだか 若山牧水 「金の船」大正9年 裏の田圃(たんぼ)で 水いたずらをしていたら 蛙が一疋 草のかげから ぴょんと出て はだかだ はだかだと鳴いた やい 蛙 お前だってはだかだ 童謡として収められていますが、いったいどのようなメロディが付いているので…

SHIROH

「SHIROH」 島原の乱を題材にした劇団☆RX新感線のミュージカル。そのシネマ化の上映を観に大阪まで。 キリシタンや重税に苦しむ農民たち女子供含め、37000人が集結。逃亡者わずか20余人、たった一人の背信者(絵師 山田右衛門作 えもさく)を除けばみな殉教…

鍵善のくずきり

この暑い暑い昼日中、友人と祇園祭の雰囲気だけでも楽しもうということになりました。 御池通りから入って室町通りを南下、四条通りを東に、八坂神社でお参りして帰ろうという長い行程。 暑いときは暑さを楽しんでと、風流なことばかり言ってはおれませんで…

「北大路駅」

歌枕に、地下鉄烏丸線の「北大路駅」がある。 1990年、同志社大2年だった梅内美華子さんの作品を目にした。 階段を二段跳びして上がりゆく待ち合わせのなき北大路駅 改札を出れば、真っ直ぐに地上へと続く、広くて長い階段になっている。 私はもっぱら…

山鉾立

華麗な懸想品で飾られていきます。 山鉾建てが始まりました。 路上で職人さんたちが組み続けている、函谷(かんこ)鉾に近づいてみました。 釘を使わずに縄で組む、この技法は「縄がらみ」というそうです。 老舗の長久堂さんでは、季節に見合う「工芸菓子」…

花なら蕾

「こんな昼下がりに暑いでしょうに~?」という私の声をしり目に、バスを途中下車。大徳寺に立ち寄ることにしました。近くてもなかなか訪れる機会がありません。 本坊はじめ、普段は数多い塔頭のほとんどが非公開です。広い境内、石畳の上を歩きながら耳を澄…

九十年も前に提起

6月4日、映画「丘を越えて」を見たが、菊池寛の作品を読んだことがなかったので、ネットで拝見し、彼の「日常道徳」観に関心を持ったものだった。ひと月ほど前のことだが、今朝、またその菊池寛の名が目に入った。。 「朝起きると、あいかわらず親殺し子殺…

美しい願いごと

ある有名な歌劇の学校の受験が不合格で終わったものの、一年の浪人後大学に入学したお嬢さん。 知人はその娘さんと一緒に観劇に映画にと楽しんで、時には私にもおススメだからと感動を分けてくれるのでした。 こんな知らせを受けました。 大阪の小劇団のオー…

気力喪失の今夜です

なにやら、来週には梅雨明けか?という声を聞きました。 今日はちょっと歩きすぎて、疲れて疲れて、だるくてたまりません。 どうにか重い体を起こし、PCに向かうことにしました。が、 何をする気力も喪失の今夜、この数行の記録だけ留めておきます。