京の辻から

名残を惜しみ、余韻を楽しみつつ

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

薄化粧

ふわっと、馬酔木の葉も雪化粧の朝だった。 馬酔木と言えば、奈良公園の一角、春日大社に近い“ささやきの小径”だろうか。 両脇に古木が生い茂り、頭上には愛らしい提灯の花が咲き競う、二人連れには恰好なロマンチックな小路。 昨年初めて手に入れた馬酔木の…

これも日常

今夜はNHKでドラマ「キルトの家」を見ていました。 と言っても、いつの間にか始まっていて…、つまり、居眠りをしていたようで… 。 特別なにをしたということもない日でしたが、「拍手」と言う言葉で一人連想ゲームをしておりました。とりあえずなんでもメモ…

「まなざしを変えてみよう」

「みすゞさんのまなざし」と題し、金子みすゞ記念館館長・矢崎節夫氏のお話を聞く機会に恵まれた。 簡単なメモ、箇条書きっぽく筋が通らぬ部分もあるかと思うのですが、心に残ったことを少し…。 仏教用語の「身口意(しんくい)」を引かれたお話があった。 …

泉鏡花の世界

朝、いつまでも腰をあげることなく、テレビもつけっぱなし状態の日が多くなってしまったこの頃。そのせいで、今頃になってこの一週間、朝の連続ドラマ「カーネーション」を見ることになった。なんとまあテンポのよいしゃべりかと驚かされて…。大阪人はこんな…

初弘法へ

その昔、平安京の南の果て、朱雀大路が九条大路に突き当たるところに羅城門があった。 「その羅城門(羅生門とも書く)を、思い切って再建したらどうか。候補地の一つとして、京都駅で下車して外へ出ると目の前、真正面に、朱塗りの青瓦の美しい羅城門が平安…

お金を使わない日

「無買日」というのがあるという。 カナダのアーティストらによって創設された、ずばり、物を「買わない日」ということだ。過剰な商業主義への否定的な主張。日頃の行き過ぎた買い物習慣を見直して、この日一日はお金を使わないで過ごそうという趣旨のものら…

お先にどうぞ

昼の時間が延びてきていて、夕方にカーテンを閉める時間もわずかに遅くなってきた。縮こまった背筋も思わず伸びるほど、朝から日差しのせいで明るい。あ~、春は来るな、と実感させられる一日だった。 半月ぶりにやって来たウォーキングコース。すっかり葉を…

都大路を駆け抜ける

3区を走る中学生 都大路を駆け抜けるランナーを間近に見た多くの若い子供達が、いつしか自分の目標として夢を育んでいく。そんな素晴らしい機会に恵まれる京の地で、第30回全国女子駅伝が開催された。 昨年は雪が残る厳しい寒さだったが、初めて沿道での応…

ドラマ「とんび」

重松清原作のテレビドラマ「とんび」を二週にわたって観ていた。 2009年に息子が帰省したとき読んでいたのだが、それを一年後に私が読んだ。彼が「感動する」と漏らしていたからだった。時代背景も家族の形態も異なるが、ヤスさん28歳、同年代ではあった。ひ…

一年生になるから

気分転換を兼ねて少し車を走らせて遠出した。Jessieのお祝いの品探しが最大の目的なのだが、思いつかないままに…。車を止めて琵琶湖の風に吹かれ、遠く比良の山並みを眺めた。 「湖に張り出している橋の先に浮御堂があり、その欄干にもたれて遠山耿介は暮れ…

夢の続きを

「Tylerが寝返りをした!」「なんか歩きたそうやわ」 そんな話を娘から聞かされた今日、まあ、何の脈絡もないのだけれど、私も重い腰を上げなくてはいけないと思った。そして、2月18日に実施される熊野古道を歩く11回目に参加の申し込みを済ませた。これでい…

「負けんときや」

玉岡かおる著『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種まく日々』(上巻)を、時どき居眠り付きで読書三昧に過ごした成人の日でした。「滋賀県近江八幡市」にある「メンソレータム」で知られる「近江兄弟社」「ヴォーリズ」と聞けば多少の知識はある。だが、このア…

「封印された実話」…

映画、王兵(ワン・ビン)監督の作品「無言歌」を見た。 文化大革命の隠された悲劇。 1956年、毛沢東が、未来を思い自由にいきいきと発言することを歓迎すると言ったその数ヵ月後、「反右派闘争」と称する弾圧が始まった。思惑を越え、党支配の正当性に…

昇り龍…

大きく風はらみ、ぐんぐん大空へ昇りゆく・・・ ああ~、私は凧の話をしたいのではありません。 今年の干支とはささやかな関わりのある山号 (↑Jessieの頭) 高く美しく舞い上がる、そんな力を与えてはくれないものだろうか…。どうも停滞気味だ。

穏やかに三が日が…

「これあげる」と言って、帰りしなに息子から手渡されたかわいい箱。帰ると言う日まで忘れていたのだろうか。なに…? 「おいしいよ」と、ただそれだけだった。 入っていた案内書から、真っ白い粉糖に包まれて、くるみがたっぷり入ったクッキーだとわかった。…