京の辻から

名残を惜しみ、余韻を楽しみつつ

娘家族 in AUS

海を渡った美人画

「善さん、あばえ」 善さんが死んだ。通夜にいかなかったお栄。でもちゃんと見ておかないと、引きずってしまう…。「やだよ、逝かないで」と胸の中で呼びかけながら走りに走った。女だてらに口笛を鳴らし、お栄は善さんの野辺送りを見送った。 印象に残るシー…

夏休み、行く先を告げず

オーストラリアで暮らす娘家族。昨年の12月初旬から始まった一カ月半ほどの休暇を終えれば、この月末あたりには一学年進級した新年度が始まる。 その総仕上げ?? 昨日から男組3人は3泊のショートクルージングを楽しんでいるようで、父親が写真や動画を送っ…

幸せの秘訣は笑うこと

木枯らしにあおられて街路樹の木の葉が降るわ降るわ、いいものだった。その中を車で通り抜けると、フロントガラスにも音を立てて枯れ葉が飛んでくる。ハナミズキの紅い葉が道路の隅っこに重なって、紅色の山はまだみずみずしくもあり、一瞬ギョッとするほど…

人のことより自分の心配を?

二十歳になった孫娘。10月2日の誕生日を機に、新車をゲット…。ローンを組んだと聞きました。本日納車されて、父親と映った写真が送られてきました(ダディさんはカットです)。 家のトヨタの車を夫から娘が引き継いで、夫は新車を購入したのですが、そのサイ…

はずみ心

この時季にはよく見かけるが、稲刈りが終わった田から無数のスズメがいっせいに飛び立った。 ノーベル医学賞を受賞された坂口志文さんが会見時だったかで話されていた。 「どんな分野にも興味をそそられるものがあると思うが、長くやっていると、興味は洗練…

希望を道づれに

今日、14歳の誕生日を迎えた孫T。 七転び八起き ―でも、いつも「希望」が同行者であってほしい。憧れや夢を失わずに生きてほしい。 ころころころころ、これからころがることはいっそう増えるのかもしれません。けれど、「なんださかこんなさか、なんだ坂こん…

こころもち

ねむの花が咲いていた。「新しい化粧筆で、ひとはけ紅を刷いたような花」と表現した、石垣りんさんの小文がまず思い出される。独り暮らしのアパートのベランダで苗木を鉢植えにしたら、知人に「喬木を三階の窓で育ててどうするのか」と言われ、叱られたよう…

福運を引き出す

藤は「春の形見」などと表現される。 「春の最後を飾り、夏へと季節を渡す花です」(冷泉貴美子) 5月は女が生まれ変わる月だと言われるのが田辺聖子さん。 気を引き立てて、やってみる。 そういう精神力をふるいおこす。それこそが福運を引き出す源泉かもし…

人をそしらず自慢せず… ちょっと孫話

1/31学校帰りに親友のJ君と魚釣り。クリークで釣り上げました(左) 一昨日、釣竿を買ってもらったのだとか(右) 昨日は帰宅後に家から近い場所で、大きな魚を釣り上げました。このサイズの違いは竿のせい? 釣ったのは孫のタイラーですが、この魚の名はテ…

親バカばんざ~い

つい先日1月28日から新年度を迎えた孫T&L。兄のTは8年生(中2)、Lは小学校3年生です。それとともに、クラブでのスポーツも始まりました。 一昨日、母親からこの写真が送られてきたあと間もなくすると、父親からも同じ写真が送られてきました。その心中を思…

8歳に

娘家族が大阪の地に住まいを移したのが2016年5月でした。孫娘は小学校5年生に編入。弟は幼稚園年少組に。 その年の11月29日、第3子Lukasが誕生しました。 日本を離れることになった2021年6月まで、生まれておよそ4年半を暮らしたというのに、今では日本語が…

Look up,

今夜はブリスベンでも美しい月が見られるらしいと言ってきた。 実は昨夜、日本は中秋の名月だけれど、そちらではどんな月が出ているのかと娘にたずねてみた。けれど返信なし、既読にもならずじまいだった。 月は一つ。北半球と南半球の違いがあって、時差は1…

母娘の旅

「今から女二人でシドニーにいきます」 早朝、娘からLINEでメッセージが入って、突然だったが(もしかしたら…)とは思った。 案の定、「誕生日のプレゼントにチケットを取るから、週末を利用してシドニーに行こう」 誘ったのは孫娘だった。 ジェットスターの…

韓国3日目の夜

梅雨入りのなか、咲き始めた色の鮮やかさは気持ちを晴らすような活力にあふれる。 オーストラリアで暮らす孫たち、男組二人は今日から2週間の冬休みに入ったという。 長女のJessieはすでに休暇中で、お隣の韓国で3日目の夜を迎えている。 友人と二人で20日の…

明日、何が咲くか

年末には長年懇意にする生花店に蝋梅の枝を好きなだけ持ち帰っていただき、その代わりにお正月用の菊を上げて下さるという物々交換が続く。 ちょっと重く、甘い香気が漂う。蝋細工のような透けた花弁が美しい。我が家に居て、この蝋梅の花のほころびが春を彩…

小学校卒業

昨日、孫のTylerが小学校を卒業しました。 午前中はクラスで過ごし、午後、保護者が仕事を終えて帰宅する時間を考えあわせた設定で、 卒業式は催されたようです。 送られてくる写真や動画を見ながら、日本とは大きく異なる様子を孫娘ともども楽しませてもら…

7歳になりました

るーちい(Lukas)7歳の誕生日。 長い長い時間をかけてメッセージを認めたカードも届きました。 こちらでもケーキをいただくことにして、彼の誕生日を祝いました。 喧嘩しいしい、きょうだい仲良く、互いに思いやり合ってこれからも過ごしてほしい。 Jessie…

高校卒業式

今日は孫娘の高校卒業式でした。 現地時間の8時45分から、ということで時差が1時間ですから、こちらでは7時45分を念頭にスタンバイ。 始まる前に娘が送ってきた写真です。参列者の服装は平素のなりで、普段のままに今日のこの記念の一日をみんなで祝ってあげ…

「髭を買いに…」

「髭を買いに行こう」 幼いころのTylerは、髭はどこかで売っているものだと思っていたらしい。 「えのころぐさの穂をぬいて」、「みどりのおひげをつけた顔」を作ってみました。 (「えのころぐさ」 真田亀久代) 2016年春には家族で住まいを大阪の地に移し…

収穫の喜びって…

この28日にクロスカントリー地区大会に参加した孫のTylerは、3キロ14分で56人中17位。 10位以内に入れば更に上の大会に出場できたのだとか。「吐きそうだ」と言った日から3回目となるクロカン。なんかもう十分じゃないの?と言いたくなる。 だって…。 弟のLu…

星、落ちる

四夜連続でWBCのテレビ中継を楽しんできた。 “スーパー エキサイティング”、とヌートバー選手が表現していたらしい。 何を伝えても娘家族は野球になにも反応を示さない。 愛想のないことだけど、小さい頃からラグビーボールで育った男組。 末のLukasは野球を…

夢中でプレーする子が

学校の先生の推薦(必須)があって、孫のタイラーは一昨日、ブリスベン北部のAFL選抜チームメンバー選出のトライアルに参加した。 日本で練習してきた“ラグビー”とは少し異なり、昨シーズンからの加入でもあって経験は浅い。クラブ内から数人のグループでの…

愛のこめられた声

「声は触覚的だ」 生まれた瞬間から赤ん坊をあやす母親の声は、スキンシップとしての喃語で、脳と同時にからだ全体に働きかける。愛のこめられた声によって言葉を知り、言葉を覚えていく。 「声は触覚的だ」と谷川俊太郎さんが言われていた(『声の力 歌・語…

それでも理想へと向かう国

来年度(1月末ごろから)は6年生に進級するのを前に、孫のTylerが“スポーツキャプテン”に立候補したと聞いたのは10月中旬だった。何やら50項目ほどある一つ一つに教師からサインをもらわねばならず、それらを経て昨日、スピーチに臨んだ。今度は1年生になる…

〇〇を刻むきっかけの種をまく

6歳だった孫娘Jessieに弟ができる11年前、彼女はベッドの枕元に縫いぐるみを並べ始めた。 赤ちゃんを寝かしつける練習らしく、順番を決め一つずつ抱っこして寝ていたそうだ。 その弟が生まれたあと彼らの家を訪問していたのだが、ある朝、枕元から白い犬のぬ…

きょうはまた生まれかわったぞ

孫のTylerが11回目の誕生日を迎えた。 今日は地域の各小学校代表チームによるサッカー大会でもあり、「明日は優勝してTylerの誕生日プレゼントにしよう」を合言葉にチームの士気は高揚したらしい。うまい具合の誕生日が、盛り上がりに一役買えたということに…

親バカ精神は家庭教育の基本

週末の二日間、陸上の地区大会が開催され、各校のスポーツデーで記録を残した子供たちが競い合った。 初日の4日は200m競走に出場した孫のTyler。全力で200mを走る練習などしてはいない子だが、力の差を見せつけられたようだ。「もうしたくない」って言ってる…

白菜一玉が10ドル

今月初めのこと。 「日本より小ぶりな白菜が1玉10ドルもするんよ」と話す娘の言葉に驚いて、「高いねー。買えないねえ」と言うと「買わないよ」って返ってきた。 「大根1キロ6ドル弱」だそうだし、「レタスも10ドル近かったのが、少し下がって7ドルくらいに…

ダディと二人がいい

16、17日と、孫たちの小学校ではスポーツ大会だった。 1~6年生を3組に分けて、Tylerはグリーンの組。髪を緑に染めての気合の入れようも、甲斐あったようで何より。 走り高跳び、砲丸投げ(この2種目はふるわず)、走り幅跳び1位、100mでは予選も決勝も1…

GO GO 孫まご やってみなはれ

ラグビーシーズンを迎えたオーストラリアで、孫のTylerは地域のAFL(Australian Football League)チームへの加入を決めた。 昨年5月に帰国。間もない頃に見学はしたが、もう少し英語に慣れてからという本人の思いが強かったのを聞いていた。1年経って、彼の…