2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年1月4日には、地元紙に掲載された黒瀬珂瀾氏のエッセイをしみじみと読んだ。短歌が添えられている。氏は富山市の浄土真宗本願寺派願念寺のご住職であり歌人でいらっしゃる。こう始まっている。 「元日は5時前には起き出して、本堂にストーブを入れ、6時に…
「賽銭箱に100円玉投げたら つり銭出てくる人生がいいと」 ・・・ラジオで突然耳にして、この始まりの歌詞はすぐに記憶した。 誰が歌うなんて言う歌?? ラジオからは曲だけしか流れなかった。 長渕剛さんのRUNだと知った。 メロディも覚えやすい。金曜の夜…
澤田康彦氏が地元紙朝刊の連載コラム「新 暮らし歳時記」を書かれていたとき、クリスマス映画の最高傑作として「素晴らしき哉、人生!」を挙げられた 。 ただ、私が孫たちに贈った「ポーラー エクスプレス」もなかなかのものだと自負している。娘家族は、ク…
今夜はサンタさんのためにミルクとクッキーを、トナカイには人参を用意して眠るといいようですよ。 朝起きたら、人参にはかじったあとがあり、クッキーのこぼれかすがテーブルに散見…。 幼い弟たちが寝たあとで、姉のJessieが演出したのでした。 世界にはク…
日差しがある中でも時雨れる寒い一日だった。 こう寒いと何もしたくない。 なんか身体が動かない。根が生えちゃったみたいよ、と言いながら座り続ける。 家うちのこと、本堂のこと、除夜の鐘、新年を迎えてのこと…、あれこれが頭を巡る。今日は今日なりに、…
僧とケーキ (12月23日) あれは、何年前のことか。正確な年代は、もう覚えていない。だが、日付けは脳裏に刻まれている。12月24日。クリスマスイブの午後であった。ケーキ屋の前に、クリスマスケーキを買う行列が、できている。その中に、私は見たのである…
白川通りで信号待ちしたとき、左手はスーパーだった。 たぶん、一輪。 細く白い紙に巻かれたものを手にして自転車を出そうとしている若い外国人男性が目に入った。道路に出るやそれを口にくわえ、去っていく。その後姿を見ていた。 偶然見かけただけなのに、…
もうあと半月…。あれこれの算段で頭の中がぐるぐる回ってしまうこの頃なのだけど、反面(もうしばし!)とその思いを押しやっている。この時期は私に中途半端なゆとりを持たせてくれていて、ましてや今日は日曜日。いつだって時間は持ち合わせているようでい…
厳しくなってきた寒さの中で色を凝らしているけれど、近づいてみれば葉先は色褪せが始まっている。 それでも、「日おもてにあればはなやかな冬紅葉」(日野草城)。 この秋は紅葉の観光名所を訪ねることは一度もなかったけれど、何度か大津方面へと国道1号線…
「貞応3年(1223)12月11日 運慶没す」 『荒仏師 運慶』(梓澤要)の最後の一行はこう終わっていたので、手持ちの歳時記にメモを残しておいた(旧暦では1月3日にあたるという)。 それが目に留まったというわけだが、東大寺南大門の仁王像、阿形像と吽…
京阪電車で中之島へ向かい、その帰りには三条京阪で降りた。 11月のいつだったか地元紙のコラムに、「関西の人は『〇〇電車』という言い方をよくする」と書かれていたことがあった。 考えたこともなかったので、確かにそうだなあと気づかされた。 京阪電車 …
紅葉真っ盛りの雑木の森が夕日を正面に受けて美しく輝いていた。その上の空高く高くに、おおきな弧をゆうゆうと描く一羽のトンビ。 空を見上げながら、私の一日の終りです。 今日は寺子屋エッセイサロン一年の収めの日として寄り合いました。 内容はなんでも…
まっすぐ進んで右に曲がると、赤い山茶花が咲く高い塀のような植え込みがある。 その小道を通り抜けて左へ曲がって道路を渡れば、田圃が広がる間の道をまっすぐまっすぐ。 山すその墓地への道。 少しばかり斜面を登って、線香をくゆらせ父や母にも手を合わせ…
「小春の空の晴れつゞき。」と書き出される荷風の「小春」という詩(『偏奇館吟草』収)のように、日曜日からぽかぽか陽気に恵まれて(おそらく明日も)、土・日と勤めた報恩講を無事終えました。 お参りのなかったご門徒宅へ、午前中に“おけそさん”(お華足…